感染症対策

こうまつ循環器科内科クリニックで取り組んでいる感染症対策についてまとめました。

感染症対策の取り組みは、常に改善を続けてまいります。


陰圧感染隔離室


透析センターに新たに陰圧感染隔離室を設置しました。

発熱など感染症が疑われる場合は、こちらで対応させていただきます。

常に隔離室内の気圧を低く保つことで、ウィルスなどが室外に拡がることを防ぎます。

同時に管理区画を一般区画と切り分けて扱うゾーニングにより、空気だけでなく人の移動も制限しています。

スタッフは、隔離室前室で防護用具を装着して対応にあたり、退室する際に防護用具は破棄します。

 

陰圧感染隔離室(一般の透析室とは隔離されています。)
陰圧感染隔離室(一般の透析室とは隔離されています。)
スタッフは防護用具を装着して対応します。
スタッフは防護用具を装着して対応します。

換気設備の強化


クリニック内の空気が常に新鮮な状態を保つように、各処の換気設備を増設し、換気能力を向上させました。

増設した換気設備は、1台あたり毎時750m3の強力な換気能力があります。

 

外来待合室に増設した換気設備
外来待合室に増設した換気設備
透析センターに増設した換気設備のスイッチ
透析センターに増設した換気設備のスイッチ

三密防止対策


各処の換気設備増設による換気能力の向上は、感染拡大のリスクを小さく抑えます。

また、ソファーにソーシャルディスタンス確保の表示をするなど待合室等での対策をおこなっています。

スタッフも密にならないように休憩室を分けるなどの対策を取っています。

スタッフ休憩室1
スタッフ休憩室1
スタッフ休憩室2
スタッフ休憩室2

二酸化炭素濃度の監視


高い二酸化炭素(CO2)濃度は、室内に人が密な状態や空気が新鮮でない状態を示します。

各種の法令・ガイドラインでの一般的な規定は「屋内で1,000ppm以下」とされています。

また、厚生労働省の新型コロナウィルス対策としての推奨値は「1,000ppm以下」です。

当クリニックでは「600ppm以下」を目標に、空気を24時間監視するシステムを導入してチェックしています。

通常は目に見えない空気の状態を数値で監視することで、確実な異常の把握と迅速な対応を可能にしています。

当クリニック内での計測
当クリニック内での計測
監視モニターでの測定記録の確認
監視モニターでの測定記録の確認

空気の可視化


通常、空気の状態は目に見えません。

そこで当クリニックでは「安心・確実な空気の衛生状態を確保」するため、見えない空気の状態を可視化する先進的なシステムを導入し、気圧・換気量・CO2濃度など空気の状態に異常がないか24時間監視しています。

 

※当クリニックが導入したシーラス・メディカル(株)のシステムと詳細はこちら

陰圧感染隔離室入り口のモニターに空気の状態を表示
陰圧感染隔離室入り口のモニターに空気の状態を表示
外来待合室のモニターに空気の状態を表示
外来待合室のモニターに空気の状態を表示

消毒の徹底


当クリニックでは、従来からおこなっている消毒にくわえて、下記の方法によりさらに消毒を徹底しています。

  • アルコール消毒
  • 紫外線殺菌
  • 次亜塩素酸による床の清掃
  • オゾン発生装置による白衣や透析患者様の送迎車内の消毒
次亜塩素酸による床の消毒
次亜塩素酸による床の消毒
送迎車内のオゾンによる消毒
送迎車内のオゾンによる消毒
白衣のオゾンによる消毒
白衣のオゾンによる消毒

非接触式検温


当クリニックでは、ご来院の際に非接触式体温計による検温をおこなっています。

ご協力をお願いいたします。

飛沫感染防止対策


飛沫感染防止の対策として、受付などにスクリーンを設置しています。