吸着型血液浄化器


透析アミロイド症は、長年に渡り血液透析療法を受けている患者さんに起こる合併症です。

これは、透析アミロイドーシスの原因物質となるβ2-micro globulin(β2-mg:分子量11800Da)という物質が体内に蓄積されて起こる事が知られています。

吸着型血液浄化器は、透析アミロイドーシスの原因となるβ2-mgを選択的に吸着除去します。

また、吸着型血液浄化器での吸着除去には、β2-mgだけでなく、CRPやサイトカインなどの炎症性マーカー(IL-1β、IL-6など)を吸着除去する効果も報告されており、患者さんのQOL(生活の質)を向上させる効果が期待されます。