A:
在宅血液透析を行う上では、支障となる合併症が無いことが条件です。
また、ご自宅での治療となりますので、まず自己管理能力が非常に重要だと言えます。
A:
必要なトレーニングをおこなうことで、必ずご自分でできるようになります。
A:
通院血液透析は月14回と制限がありますが、在宅血液透析では回数や時間に制限はありません。
そのため、十分に透析を行うことが可能となります。
A:
月1~2回の外来受診のみとなります。
診察や検査などから透析条件の見直しや医師・臨床工学技士・看護師との話の中から透析状況を再検討することで、よりよい透析を目指します。
A:
大半は機械操作トラブルです。
最初は数回あるかと思いますが、その後は年に1~2回とトラブルは減少していきます。
命に関わるようなトラブルは現在のところ報告されていません。
A:
立地条件や一戸建て、マンションなどのご自宅の形態によっても大きく異なりますので、個別に見積もりが必要となります。
また、自治体によっては工事に対して補助が出る場合もあります。
A:
自治体やご自宅の状況、透析頻度によって異なりますが、現在の光熱費の1.2倍~1.5倍程度を目安としてお考えください。
一見費用がかかるようですが、仕事や生活が円滑に行え、透析治療のための通院費用(交通費、ガソリン代)が不要となることのメリットは大きいです。
A:
ほとんどありません。
在宅血液透析と始めると十分な透析が可能となるため、今までとは逆にリンの値が低くなる傾向があり、「よく食べてください」と指導されるケースもあります。
A:
血圧が下がるような透析は、在宅血液透析では行いません。
透析回数の増加・長時間透析により除水速度は緩やかになります。
そのため血圧が下がるようなことはほぼ無くなります。
『調子が悪ければその日の治療は止める』が大原則です。