フットケアとは、足の爪を切るほか、保湿などのスキンケアやマッサージ、皮膚病の治療を行うことを指します。
透析患者さんの場合は、糖尿病や高齢患者さんの増加により、様々なハイリスク要因を抱え、場合によっては、小さな傷からある日突然、足の一部が黒色化し、あっという間に切断にいたることもあります。
これは、末梢動脈疾患(PAD)が重症化した状態である、重症下肢虚血(CLI)を合併している患者さんが増加していることが背景にあります。
そのため、透析患者さんでは日常のフットケアは大変重要で、当クリニックでも取り組んでいます。
下肢末梢動脈疾患(PAD)の改善やバスキュラーアクセスの長期的開存・疼痛緩和を目的に製作された遠赤外線治療機を用いた遠赤外線治療をおこなっています。
この治療により下記の効果が期待できます。
上記は、日本フットケア・足病医学会においても同じ治療機を用いた場合の効果として報告されているものです。