患者さまの状態を正確に把握し、変化にいち早く対応するために次のような検査をおこなっています。
当クリニックでは検査技師が常駐し、院内で迅速に検査できる体制を整えています。
項目 | 測定頻度 |
生化学検査(蛋白、腎機能、電解質) 血液学検査(血算) |
2週に1回(または月2回) |
糖代謝検査 | 糖尿病または糖尿病が疑われる場合(毎月) |
血液凝固検査 | 抗凝固薬を内服している場合(または必要な場合に限る) |
炎症蛋白検査 | 3ヵ月毎(または必要な場合に限る) |
脂質検査 | 3ヵ月毎(または必要な場合に限る) |
肝機能検査 | 6ヵ月毎(または必要な場合に限る) |
心機能検査 | 必要な場合に限る |
膵臓検査 | 必要な場合に限る |
項目 | 測定頻度 |
免疫検査 | 必要な場合に限る |
ホルモン検査(甲状腺) | 必要な場合に限る |
ホルモン検査(副甲状腺) | 3ヵ月毎(または必要な場合に限る) |
感染症 | 必要な場合に限る |
項目 | 測定頻度 |
尿検査(一般定性検査、尿沈渣検査) | 必要な場合に限る |
糞便検査(便潜血検査、便寄生虫検査) | 6ヵ月毎 |
項目 | 測定頻度 |
心電図検査 | 2~6ヵ月毎 |
24時間ホルター心電図検査 | 必要な場合に限る |
呼吸機能検査 | 必要な場合に限る |
血圧脈波伝搬速度検査(ABI) | 6ヵ月毎 |
頸動脈エコー検査 | 必要な場合に限る |
心エコー検査 | 必要な場合に限る |
VAエコー検査(シャントエコー検査) | 3~6カ月毎 |
透析患者様で血清リン値が高いと冠動脈のみならず全身の動脈に石灰化を来しやすくなります。動脈の中皮の石灰化のほか、指趾の壊死につながる四肢末梢の動脈の閉塞の原因になる箇所の早期発見が重要です。
動脈硬化の有無、血管の詰まり具合、プラークの有無の診断ができる検査です。また、脳血管疾患に対する評価も用いられます。
被爆も痛みもないので、負担が軽い検査です。
項目 | 測定頻度 |
胸部X線(レントゲン)検査 | 1~3ヵ月毎 |