新型コロナウィルス等感染症の院内感染を防ぐ対策を強化しました。


当クリニックでは、新型コロナウィルス等感染症の院内感染を防ぐため、マスクや徹底した消毒など従来からおこなっている対策に加えて、陰圧室をはじめとする設備面でも対策を強化しています。

皆さまにより一層安心していただける医療環境の提供を目指して、今後も対策の充実を図ってまいります。

透析センターの対策


透析センターでは、新たに陰圧室を設け、発熱患者さんはこちらで透析を受けていただくことができるようになりました。

陰圧室とは、室内の気圧を外よりも常に低くすることでウィルス等を外部に漏らさないようにする設備です。

陰圧室の入り口には前室を設け、室内に入る際のドアの開閉を二段階とすることで外よりも低い室内の気圧を維持します。

 

また、気圧は目に見えないため室内の気圧が正しく陰圧を維持しているか常に監視することが重要になります。

当クリニックでは、シーラス・メディカル(https://www.cirrusmedical.net/)のCirrus ME Platform(医療環境IoTプラットフォーム)とデバイスを陰圧システムとともに導入し、24時間常時気圧を監視し、異常があった際にはシステムからの通知で迅速な対応ができる体制を整えています。

新設した陰圧室(一般の透析室とは隔離されています。)
新設した陰圧室(一般の透析室とは隔離されています。)
シーラス・メディカルの陰圧室監視モニター(24時間常時監視)
シーラス・メディカルの陰圧室監視モニター(24時間常時監視)

外来診療の対策


従来からのマスクや徹底した消毒に加えて、外来待合室に新たに換気システムを増設し、空気の置換スピードを早くして滞留を防いでいます。

また、診察室内においても換気を良くし、紫外線やオゾンによる備品類の殺菌などの対策も強化しています。

外来待合室に換気システムを増設
外来待合室に換気システムを増設
新たに増設した換気システム
新たに増設した換気システム