こうまつ元気通信 2025年02月 「水分の摂り方」


水分の摂り方


透析療法を受けている中、体の水分量をコントロールするには、「飲水量」と「食事中の水分量」のコントロールはかかせません。そこで今回は水分についてまとめました。

1日の飲水量は・・・

「前日の尿量(  )㎖+500㎖=(  )㎖」

飲水量に入るものは、水・お茶・牛乳・コーヒー・紅茶・ビール・焼酎・日本酒・ワイン・ヤクルト・ジュース類など

例)尿量200㎖の場合→尿量200㎖+500㎖=700㎖

朝食時;お茶150㎖

昼食時;お茶150㎖

3時のおやつ;紅茶150㎖

夕食時;お茶150㎖

お風呂上り;アイスティー150㎖  など

まず、1日どれくらいの飲水量を摂っているか、把握することが大切です。

食事中の水分量

食事から摂る水分量は1日1000㎖(1食300㎖程度)が目安です。メニュー別の水分量を見てみましょう。

あんかけやきそば 400㎖
 お茶漬け  310㎖
親子丼 320㎖
唐揚げ+ごはん

180㎖

カレーライス 450㎖
ざるそば 220㎖
鍋+ごはん 740㎖
肉じゃが+ごはん 400㎖
ラーメン 560㎖

鍋料理をする際のポイント

  • 作りすぎない 鍋料理はいろいろな具材が入るので、量が多くなりがちです。つられて食べる量も多くなってしまいますので、塩分・水分の摂りすぎにつながります。作りすぎに気を付けましょう。
  • 続けない 頻繁にならないように気を付けましょう。
  • 調理法を変える 前日や翌日のメニューは揚げ物や炒め物など、水分・塩分の少ない料理を中心にすると良いでしょう。
  • 日を選ぶ 2日あきの間に食べると塩分・水分がより溜まりやすくなります。