水分の摂り方
透析療法を受けている中、体の水分量をコントロールするには、「飲水量」と「食事中の水分量」のコントロールはかかせません。そこで今回は水分についてまとめました。
1日の飲水量は・・・
「前日の尿量( )㎖+500㎖=( )㎖」
飲水量に入るものは、水・お茶・牛乳・コーヒー・紅茶・ビール・焼酎・日本酒・ワイン・ヤクルト・ジュース類など
例)尿量200㎖の場合→尿量200㎖+500㎖=700㎖
朝食時;お茶150㎖
昼食時;お茶150㎖
3時のおやつ;紅茶150㎖
夕食時;お茶150㎖
お風呂上り;アイスティー150㎖ など
まず、1日どれくらいの飲水量を摂っているか、把握することが大切です。
食事中の水分量
食事から摂る水分量は1日1000㎖(1食300㎖程度)が目安です。メニュー別の水分量を見てみましょう。
あんかけやきそば | 400㎖ |
お茶漬け | 310㎖ |
親子丼 | 320㎖ |
唐揚げ+ごはん |
180㎖ |
カレーライス | 450㎖ |
ざるそば | 220㎖ |
鍋+ごはん | 740㎖ |
肉じゃが+ごはん | 400㎖ |
ラーメン | 560㎖ |
鍋料理をする際のポイント
- 作りすぎない 鍋料理はいろいろな具材が入るので、量が多くなりがちです。つられて食べる量も多くなってしまいますので、塩分・水分の摂りすぎにつながります。作りすぎに気を付けましょう。
- 続けない 頻繁にならないように気を付けましょう。
- 調理法を変える 前日や翌日のメニューは揚げ物や炒め物など、水分・塩分の少ない料理を中心にすると良いでしょう。
- 日を選ぶ 2日あきの間に食べると塩分・水分がより溜まりやすくなります。