在宅血液透析

在宅血液透析とは?

 在宅血液透析は、医療施設の管理のもと、患者・介助者が過程で透析を行う治療法です。

 安心して治療を行うために、患者様と介助者は、透析の知識や技術などの習得が必要となります。透析量を増やしたり、自分にあうスケジュールで治療を行うことで、更なる予後の改善が見込まれます。

当院では、2015年より1名が在宅血液透析を導入し順調に自宅での透析をしています。


Q1: 在宅血液透析は誰でもできますか?

A1: 主に次のような適応条件があります。

  1. 本人の強い意志がある。
  2. 介助者の同意。
  3. 教育訓練が受けられる。
  4. 安定した維持透析が実施されている。
  5. 医師が承認し支障となる合併症がない。
  6. 年齢(16歳~60歳が望ましい)
  7. 透析装置の場所と材料の保管場所が確保できる。 

Q2: 針刺し(穿刺)は誰がしますか?

A2: 患者さん自身です。

針を刺すのは、基本的に患者さん自身となります。ご家族が医師、看護師、臨床工学技士の資格をお持ちの場合は、家族が針を刺すこと(穿刺)もできます。訓練期間にスタッフと徐々に針刺しに慣れていただきます。

Q3: 自宅の改修は必要ですか?

A3: 必ずしも必要ではありません。

しかし、治療スペースとして畳2畳分程のスペースは必要です。

電気はブレーカーの容量変更工事が必要ですが通常は大きな工事なしで可能です。できれば在宅血液透析専用のブレーカーがあることが望ましいですが無くとも可能です。

水道・排水については、在宅透析専用に配管を工事して持ってくることが望ましいですが、洗濯機用の水道や排水口を使用し、大きな工事なしで行うことも可能です。

Q4: どのくらいの医療費がかかりますか?

A4: 治療の負担金は、通院透析と同じです。

通院透析と同様に、在宅血液透析も健康保険の適応と各市町村からの自己負担金の助成が受けられます。「自己負担なし」または「所得に応じた一定額(通常1~2万/月)の自己負担」となります。

Q5: 改修費などの初期費用は?

A5: 大まかな目安は以下の通りです。

  • 電気容量の増量工事(数千円程度)
  • 電気コンセントのアース対応

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